「中国地理空間フォーラムin広島」開催について

この度の痛ましい豪雨災害について心よりお見舞い申し上げます。
一刻も早い復旧が進みますよう心よりお祈り申し上げます。

 「地理空間情報科学で未来をつくる」を統⼀テーマとして東京で開催している「G空間EXPO2018」の関連イベントとして、この度、広島市にて「中国地理空間フォーラムin広島」を開催する運びとなりました。 (中国エリア初開催)
 本開催は、産学官の連携により、地理空間情報が災害対策や防災・減災をはじめ、より広い分野で⾼度に活用されるために、地理空間情報を利活用した様々な取組、最新の技術動向等について紹介することを目的としております。

 プログラムとして、「防災セッション」として、今回の平成30年7月豪雨災害への対応において、地理空間情報がいかに活用されているかについて、産学官の有識者の講演によりご紹介し、また、パネルディスカッションにおいては、今後の防災・減災に地理空間情報を活用していくかについて討論を行いたいと考えております。
 さらに特別講演、地理教育セッションや巡検等のプログラムでは、地理学・歴史学・都市などの分野の有識者を講師に迎え、街歩きやグループ討議を通して、防災・まちづくり・観光・歴史文化等の⾏政担当者、教育関係者、企業関係者、研究者等の皆様と共に、各分野への地理空間情報の利活⽤について考える場、中国エリアの地域間交流の場としたいと考えております。

皆様、お誘い合わせの上、是⾮ご参加ください。
ご来場をお待ちしております。

 

中国地理空間フォーラムin広島 プログラム

【第1日】9月13日(木)

午前:基調講演【中ホール】☆CPD対象

  • ◆10:00~10:40「地理空間情報に関する最近の取組について」
    国土交通省国土政策局国土情報課長 坂勝浩氏

    ◆10:45~11:25「原爆痕跡のフィールドワークとGISワークショップによる広島平和学習」
    (一財)地理情報システム学会 広島修道大学商学部教授 川瀬正樹氏

    ◆11:30~12:00「すばる望遠鏡と衛星測位の精度に関連が!」
    (一財)衛星測位利用推進センター専務理事 三神泉氏

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午後:Aグループ特別講演【中ホール】

☆CPD対象

  • ◆13:30~14:50「城郭考古学における航空レーザー測量の活用」
    奈良大学前学長・文学部文化財学科教授 千田嘉博氏

    ◆15:00~16:00「多次元時空間情報IoTプラットホーム開発と実用化について―暮らしの安全を守る宇宙技術―」
    広島工業大学環境学部地球環境学科教授 菅雄三氏

    ◆16:10~17:00 「ニュースにおけるGISの活用について」
    NHK国際放送局World News部副部長 山本智氏

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午後:Bグループ【大会議室B】

  • ◆13:30~15:30「G空間情報センターセミナー」定員30名
    (一社)社会基盤情報流通推進協議会(AIGID)
    東京大学空間情報科学研究センター

    ◆15:45~17:00 「オープンデータで中国地域未来マップづくり」
    (一社)データクレイドル理事 大島正美氏
    国土地理院中国地方測量部地理空間情報管理官 木村幸一氏

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午後:Cグループ【広島城 巡検】

  • ◆15:15~17:00 「広島城 巡検」(悪天候の場合は中止)
    奈良大学前学長・文学部文化財学科教授 千田嘉博氏

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【第2日】9月14日(金)

午前:講演【中ホール】☆CPD対象

  • ◆10:00~10:35 「新学習指導要領における地理学習の方向性とGISに期待されること」
    文部科学省初等中等教育局視学官 濱野清氏

    ◆10:40~11:15 「地図の進化論-地理空間情報と人間の未来-」
    首都大学東京都市環境科学研究科教授 若林芳樹氏

    ◆11:20~12:00 「大分県で頻発した災害対応と復興への取組について」
    大分大学減災・復興デザイン教育研究センター准教授 鶴成悦久氏

午後:Aグループ講演【中ホール】

☆CPD対象

  • ◆13:00~13:20 「平成30年7月豪雨に対する国土地理院の取組」
    国土地理院防災企画調整官 永山透氏

    ◆13:25~14:05 「様々な地理空間データを用いた豪雨災害の被災状況分析」
    福山市立大学大学院都市経営学研究科教授 渡邉一成氏

    ◆14:15~15:05  「西日本豪雨災害における対応と課題について」
    株式会社パスコ

    ◆15:10~15:50 「赤色立体地図で見る平成30年7月豪雨災害」
    アジア航測株式会社先端技術研究所 千葉達朗氏

    ◆16:00~17:00 「パネルディスカッション」
    渡邉教授、鶴成准教授(進行役)、国土地理院・永山防災企画調整官、(株)パスコ、国際航業(株)、アジア航測(株)、朝日航洋(株)

午後:Bグループ【大会議室A】

地理教育セッション

  • ◆13:30~15:30 「地理教育セッション」
    島根大学教育学部教授 作野広和氏
    首都大学東京都市環境科学研究科教授 若林芳樹氏
    文部科学省初等中等教育局視学官 濱野清氏 他
    国土地理院殻活動研究センター長 宇根寛氏 宇根寛氏
    慶應義塾普通部教諭 太田弘氏
    科学警察研究所官 原田豊氏 他

午後:Cグループ 屋外巡検(街歩き)

(悪天候の場合は室内で実施)

  • ◆13:30~ 巡検「ひろしま地歴ウォーク」定員30名
    広島大学大学院教育学研究科准教授 熊原康博氏
    一般社団法人空の下おもてなし工房代表理事 山崎学氏

    ◆17:00~ (予定)現地解散予定

午後:Dグループ 屋外巡検(街歩き)

(悪天候場合は室内で実施)

  • ◆13:30~15:30「産学官セッション」
    巡検「ひろしま 巡検「ひろしま サインウォーク サインウォーク サインウォーク 」 小美野智紀氏 小美野智紀氏 他

    ◆15:30~17:00「産学官セッション」【大会議室B】
    「地図とサインの 連携による観光客等の移動支援 」
    (株)ドーコン 小美野智紀氏 他

G空間EXPO2018

参加申し込みフォーム

9月13(基調講演 10:00-12:00 / 特別講演等 13:30-17:00

9月14(講演等 10:00-12:00 / 産学官セッション等 13:00-17:00

JMSアステールプラザ(広島)

測量CPD

Survey

設計CPD

Design

 
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 申込みの受付が完了致しますと、3営業日以内に「申込受付完了」の旨のE-mailを申込者様のE-mailアドレスに送信させていただきますので、ご確認をお願い致します。
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お問い合せ:082-232-5279
Email:hiroshima@kanban.or.jp

会場:JMSアステールプラザ

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〒730-0812
広島県広島市中区加古町4−17
電話: 082-244-8000
JR広島駅からの交通手段
市内電車利用の場合 広島港行(紙屋町経由)-市役所前下車(600m)江波行-舟入町下車(400m)
バス利用の場合
広島バス 24号路線 吉島営業所行または吉島病院行-加古町下車(200m)
 
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© 2018 G空間EXPO2018運営協議会
illustration by ねこいた © Crypton Future Media, INC. www.piapro.net

「中国地理空間フォーラムin広島」と 「初音ミク」とのコラボレーションについて


 この度、広島市で開催される「中国地理空間フォーラムin広島」は、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社が運営する「初音ミク」とのコラボレーションイベントとして開催されます。
 「中国地理空間フォーラムin広島」は、産学官の連携により、地理空間情報がより広い分野で高度に活用されるために、準天頂衛星システム「みちびき」による衛星測位技術など、地理空間情報を利活用した様々な取組、最新の技術動向等について紹介することを目的としております。
 一方、「初音ミク」とは、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社が開発した、歌詞とメロディーを入力して誰でも歌を歌わせることができる「ソフトウェア」です。大勢のクリエイターが「初音ミク」で音楽を作り、インターネット上に投稿したことで一躍ムーブメントとなりました。「キャラクター」としても注目を集め、今ではバーチャル・シンガーとしてグッズ展開やライブを行うなど多方面で活躍するようになり、人気は世界に拡がっています。国内においても、「初音ミク」が歌声合成技術以外でもアマチュア技術者の創作発表の題材になってきた実績があり、自治体とのコラボレーション、歌声合成技術を活用した新規事業の創出など情報技術とクリエイターの架け橋になって技術進歩・産業発展に寄与して参りました。
 今回、中国エリア初開催となる「中国地理空間フォーラムin広島」と、世界に向けて展開する「初音ミク」とのコラボレーションにより、次世代を担う青少年に地理空間情報への関心を喚起し、かつ、準天頂衛星システム「みちびき」の利活用に代表される、防災・減災など様々な分野での地理空間情報の利活用を促進し、地域課題の解決に向けた産学官連携の新たなキックオフとなるよう期待しております。

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